1978年 8 月25日、フランスのストラスブールで生まれ育つ。その後、故郷で演劇の世界に足を踏み入れ、 1996 年に「Le Coût de la pomme」を設立、ショーの上演などを行う。その後、コメディアンとしてキャリアを積み、パリで初めてテレビに出演、女優でコメディアンのシルヴィー・ジョリーと出会い、彼女のために「La cerise sur le gâteau」を書き、パリで公演した。その後、自身のワンマンショーを成功させ、2008年には、俳優でコメディアンでもあるピエール・パルマードの舞台「Le Comique」を監督する。映画デビューは、スパイ・コメディ『フレンチ大作戦 灼熱リオ、応答せよ』(2009)。その後、2012 年にフランスで公開され大ヒットした『Les Kaïra (原題)』や、2014 年、パリに生きる11人の女性を描いたイザベル・アジャーニらが出演する『Sous les jupes des filles(原題)』など、数多くの作品に出演。2018年、自ら監督・脚本・主演をつとめた「Guy(原題)』で、第44回セザール賞で、主演男優賞、音楽賞を受賞、作品賞、監督賞、脚本賞、音響賞にノミネートされ、フランス映画批評家協会賞、リュミエール賞受賞など賞レースの話題をさらった。
一瞬たりとも目が離せない。
こんな映画をかつて観たことがない。
二分割された画面を凝視しながら
孤独の中を生きる2人に
心をかき乱された。
生きてゆくことはこんなにも
儚く切ない。