マックスと一緒に25年。贅沢な映画ですね。
知らず知らず、自分にとって大事な人の幸せを
祈るような気持ちで観ていた、
そしたら涙がこみ上げた。
マックスが幸せなら、私も幸せです。
大九明子さん(映画監督)
忘れてしまいたい青春の記憶と
消えてはくれない時間の記録。
25年分の動くアルバムは間違いなく、
一生の宝。
薄ぼんやりして過ごしたあの昔を
やり直せたら・・と
大人になってふと思うことがあるけど、
映画を見終えた後では、
その瞬間は間違いなく猛烈に生きていて、
だからこその今があるのかも・・
そう気づけたような。
パリでの語学留学中、
NOKIAの携帯(劇中と同じタイプ)
使ってたなあ・・なんてことも思い出しつつ。
加藤紀子さん(タレント)
映像がとにかくすごかったです…。
年代によって全然画質が違ったり
画面のサイズも違ったり、
実際に当時に撮ってたんじゃないかって
錯覚するような映像の連続で、
すごく引き込まれました。
自分もこれから、ふとした瞬間を
映像に残していきたいと思えるような、
とても素敵な映画でした。
小野賢章さん(俳優、声優)
主人公のカメラが捉える被写体は、
彼の目線の先にある。
言葉は裏腹で頼りなくとも、
無意識の想いをカメラは見逃さない。
主観撮影という演出が、
言外の不器用な感情を器用に映し出す。
中井 圭さん(映画解説者)
映画から再生ボタンを押されたように
私たちの青い青春が
音楽と感情で溢れ出す、
くすぐったい高揚感がたまらない。
伊藤さとりさん(映画パーソナリティ)
映像は思い出を視覚化させるが、
見えない心の内を記録することは難しい。
しかし、撮影者の“想い”は
不思議と映像に刻まれるようだ。
何気ない映像に初めて“彼女”が登場する姿。
観客は“想い”を悟り、
やがて愛おしくなるからだ。
松崎健夫さん(映画評論家)
(順不同)