マックス・ブーブリル ▶︎ マックス
1979年5月17日生まれ。俳優兼コメディアンとして、多くの映画や広告CMなどで活躍。2007年5月、オンラインでリリースした楽曲が話題となり、一躍スターに。その後、フランスのバラエティー番組やリアリティショーにも出演し、お茶の間の人気者になった。歌手としても活躍中。2013年には、本作の監督であるアンソニー・マルシアーノと映画『Les Gamins』(原題／日本未)の脚本を共同執筆した。その他出演作に『ピッチの上の女たち』(2018年)など。
アリス・イザーズ ▶︎ エマ
1991年7月26日生まれ。TVシリーズ「Joséphine,ange gardien 」(日本未)でデビュー。その後、数々のTVドラマに出演。『La Cage Dorée』(2013年/日本未)で映画デビュー。『スマート・アス』(2014年)で第20回ルミエール賞の最も有望な女優に贈られるMost Promising Actressにノミネートされる。さらに海外の映画祭で話題となったミステリー『エル ELLE』(2016年)や『令嬢ジョンキエールー 愛と復讐の果てにー』(2019年)にも出演するなど、女優として着実な成長を遂げている。
マリック・ジディ ▶︎ マチアス
1975年2月14日生まれ。フランソワ・オゾン監督作『焼け石に水』(2000年)に、中年男と同棲する青年・フランツ役で出演。一躍注目を集め、セザール賞有望若手男優賞にノミネートされる。2016年には黒沢清がメガホンを取った仏・白・日合作映画『ダゲレオタイプの女』にも出演。この作品はトロント国際映画祭、釜山国際映画祭など各国の映画祭で上映され、話題を呼んだ。その他出演作に『画家モリゾ、マネの描いた美女〜名画に隠された秘密』(2012年)、『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅』(2017年)など。
アルチュール・ペリエ ▶︎ アルノー
1985年5月6日ニューヨーク生まれ。フランス人著名フォトグラファー、ジャン＝マリー・ペリエを父に持つ。ラジオやTVのMCとして活躍する傍ら、俳優としても短編やTVシリーズにも出演。2016年からフランスで放映されたTVシリーズ「Les Recettes Pompettes」(日本未)では、脚本も手掛けるなど、多彩に幅広く活動している。
ノエミ・ルヴォウスキー ▶︎ マックスの母
1964年12月14日生まれ。監督、脚本家としても知られ、『私を忘れて』(1994年)、『人生なんて怖くない』(1999年)など数多くの代表作がある。2007年、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ監督『女優』(日本未)に出演、脚本も務める。2012年には『カミーユ、恋はふたたび』で、自ら監督・脚本・主演をこなし、カンヌ国際映画祭SACD賞（監督週間）に輝いた。
アラン・シャバ ▶︎ マックスの父
1958年11月24日生まれ。『恋愛睡眠のすすめ』(2006年)、『ムード・インディゴ うたかたの日々』(2013年)など、ミシェル・ゴンドリー作品の常連である。この他にも『ミッション・クレオパトラ』(2002年)、『フレンチなしあわせのみつけ方』(2004年)などに出演。幅広い演技力に定評があり、『ナイト・ミュージアム２』(2009年)では、低身長に悩むナポレオンをコミカルに演じた。
監督 アントニー・マルシアーノ
1979年11月30日生まれ。マックス・ブーブリルと共同で脚本を担当し、監督をつとめた『Les Gamins』（2013年/日本未）がフランスで大ヒットをおさめる。その後、コメディ映画『Robin des Bois, la veritable histoire』（2015年/日本未）でもマックス・ブーブリルとタッグを組む。2020年には、原案、脚本に参加した新作映画『Forte』が本国フランスで公開。2007年には、クラウドファンディングの会社を立ち上げるなど実業家としての顔も持つ。