映画検閲
CENSOR
2024年9月6日 全国公開
サンダンス映画祭、ベルリン国際映画祭をはじめ、
世界中の映画祭で喝采を浴びた狂気と戦慄のサイコスリラー!
「いま観るべき10人の監督」(Variety)にも選ばれた気鋭の女性監督プラノ・ベイリー=ボンドの長編デビュー作となった本作。『REVENGE リベンジ』(17)、『セイント・モード/狂信』(19)、『TITANE/チタン』(21)、『ハッチング―孵化―』(22)、といった女性監督が手掛けたホラー映画が各国で大躍進を続ける中、新たな驚異の才能の出現に世界中から注目が集まっている。その卓越した演出手腕と独創的なストーリーテリングで、ダリオ・アルジェント、サム・ライミ、ルチオ・フルチらVHS全盛の時代に隆盛を極めたホラー映画へのリスペクトに溢れた、めくるめく恐怖の幻想を紡ぎ出す。
- 監督・脚本
- プラノ・ベイリー・ボンド
- 脚本
- アンソニー・フレッチャー
- キャスト
- ニアフ・アルガー
マイケル・スマイリー
ニコラス・バーンズ
ヴィンセント・フランクリン
ソフィア・ラ・ポルタ
STORY
真実は、狂気の中に潜んでいる――。 80年代の美学に彩られた、かつてのVHSホラーへの血塗りのラブレター。
1980年代、サッチャー政権下のイギリス。暴力シーンや性描写を売りにした過激な映画<ビデオ・ナスティ>の事前検閲を行うイーニッドは、その容赦ない冷徹な審査ゆえに“リトル・ミス・パーフェクト”と呼ばれていた。イーニッドがいつも通り作品をチェックしていると、とあるホラー映画の出演者が、幼い頃に行方不明になった妹のニーナに似ていることに気付き、次第に虚構と現実の狭間へと引きずり込まれていく――。
妹の不可解な失踪と未だ向き合えていないイーニッドは、真相につながるかもしれない不気味なホラー映画と、謎めいた映画監督の背後にある真実を解き明かすことを決意する。
COMMENT
80年代の悪夢だったビデオナスティ。
“検閲行為”が事実とフィクションの境界を破壊するサイコスリラーへと変貌するとは誰が思っただろう。
氏家譲寿(ナマニク)(映画評論・文筆家)
『映画検閲』は映画に取り憑かれた者が、いかに現実と虚構のあわいに生きているかを寓話的に描く。
映画検閲官の主人公同様に、現代に生きるわたしたちもまた映像が本質的に孕む残虐性と暴力に直面している。
児玉美月(映画批評家)
眼球えぐりや絶叫シーンも含め、ビジュアルが美しく、独創的で、潜在意識にこびりつく映画。
見た後の余韻が凄まじく、後から考察したくなる系だ。
政治、メディア、道徳的問題などさまざまな要素が絡み合い、社会病理とも言える過剰なコンプラ問題にも触れている。
見応えある作品だ。
角由紀子(TOCANA)
映画の残酷描写を切り取る主人公。
それと同じように封じ込めようとした暗い腹の内が次第に溢れ出し、現実と虚構の境目を溶かしていく。
鮮烈な色使いが狂気を増幅させる。彼女は一体、映画以外の何を検閲していたのか。考えるだけでも恐ろしい
人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
行き過ぎた検閲は抑圧を産むだけなのではないか。
これはそんな一抹の不安を予感させる、多層的なサイコロジカルホラーだ。
虚実が倒錯するだけでなく、そのもっと奥に一番の恐怖が潜んでいる。
イーニッドが自身の抑圧と向き合う時、観る者は脳裏に焼きつくラストシーンに出会うことになるだろう。
野水伊織(映画感想屋声優)
残酷映画への愛から生まれたであろうこの作品は、残酷映画を「有害ではない」と擁護するどころか、むしろその抗い難い危うい魅力を強調しているかのよう。
あのおぞましいラストを何度でも観たくなっている自分が怖い!
レイナス(「ホラー通信」記者)
STORY
真実は、狂気の中に潜んでいる――。 80年代の美学に彩られた、かつてのVHSホラーへの血塗りのラブレター。
1980年代、サッチャー政権下のイギリス。暴力シーンや性描写を売りにした過激な映画<ビデオ・ナスティ>の事前検閲を行うイーニッドは、その容赦ない冷徹な審査ゆえに“リトル・ミス・パーフェクト”と呼ばれていた。イーニッドがいつも通り作品をチェックしていると、とあるホラー映画の出演者が、幼い頃に行方不明になった妹のニーナに似ていることに気付き、次第に虚構と現実の狭間へと引きずり込まれていく――。
妹の不可解な失踪と未だ向き合えていないイーニッドは、真相につながるかもしれない不気味なホラー映画と、謎めいた映画監督の背後にある真実を解き明かすことを決意する。
- 監督・脚本
- プラノ・ベイリー・ボンド
- 脚本
- アンソニー・フレッチャー
- キャスト
- ニアフ・アルガー
マイケル・スマイリー
ニコラス・バーンズ
ヴィンセント・フランクリン
ソフィア・ラ・ポルタ
COMMENT
とても気に入った!
緻密で心をかき乱す、このジャンルをイギリス特有のセンスで甦らせた素晴らしいデビュー作だ。
ギレルモ・デル・トロ(映画監督)
80年代の悪夢だったビデオナスティ。
“検閲行為”が事実とフィクションの境界を破壊するサイコスリラーへと変貌するとは誰が思っただろう。
氏家譲寿(ナマニク)(映画評論・文筆家)
『映画検閲』は映画に取り憑かれた者が、いかに現実と虚構のあわいに生きているかを寓話的に描く。
映画検閲官の主人公同様に、現代に生きるわたしたちもまた映像が本質的に孕む残虐性と暴力に直面している。
児玉美月(映画批評家)
眼球えぐりや絶叫シーンも含め、ビジュアルが美しく、独創的で、潜在意識にこびりつく映画。
見た後の余韻が凄まじく、後から考察したくなる系だ。
政治、メディア、道徳的問題などさまざまな要素が絡み合い、社会病理とも言える過剰なコンプラ問題にも触れている。
見応えある作品だ。
角由紀子(TOCANA)
映画の残酷描写を切り取る主人公。
それと同じように封じ込めようとした暗い腹の内が次第に溢れ出し、現実と虚構の境目を溶かしていく。
鮮烈な色使いが狂気を増幅させる。彼女は一体、映画以外の何を検閲していたのか。考えるだけでも恐ろしい
人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
行き過ぎた検閲は抑圧を産むだけなのではないか。
これはそんな一抹の不安を予感させる、多層的なサイコロジカルホラーだ。
虚実が倒錯するだけでなく、そのもっと奥に一番の恐怖が潜んでいる。
イーニッドが自身の抑圧と向き合う時、観る者は脳裏に焼きつくラストシーンに出会うことになるだろう。
野水伊織(映画感想屋声優)
残酷映画への愛から生まれたであろうこの作品は、残酷映画を「有害ではない」と擁護するどころか、むしろその抗い難い危うい魅力を強調しているかのよう。
あのおぞましいラストを何度でも観たくなっている自分が怖い!
レイナス(「ホラー通信」記者)
2021年/イギリス/英語/84分/カラー/1:2.39/5.1ch/R15+
配給:OSOREZONE
© Censor Productions Ltd/ The British Film Institute/ Channel Four Television Corporation/ Ffilm Cymru Wales 2020 , All Rights Reserved.







とても気に入った!
緻密で心をかき乱す、このジャンルをイギリス特有のセンスで甦らせた素晴らしいデビュー作だ。
ギレルモ・デル・トロ(映画監督)