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Introduction
イントロダクション
針と糸は銃よりも強し!?人生崖っぷちのお針子の運命の3択を描いた
友達なし、恋人なし、亡き母から継いだ“喋る刺繍”のお店は倒産寸前。人生崖っぷちのお針子バーバラは、ある日、麻薬取引の現場に遭遇。拳銃と大金の入ったトランクケースを前に<完全犯罪(横取り)><通報><見て見ぬふり>の3つの選択肢が頭によぎる...。美しいスイスの田舎町で繰り広げられるのは、あの『ファーゴ』すら連想させる「お裁縫クライムサスペンス」。犯罪に巻き込まれていくバーバラは、商売道具である<針と糸>の力で自らの運命を切り開いていく。果たして、店を守るために彼女が選ぶ未来とは?
19歳で制作した同名短編をジョエル・コーエン監督が絶賛!
監督は 2000年生まれの新鋭フレディ・マクドナルド。19 歳で制作した同じタイトルの短編がジョエル・コーエン監督に絶賛され、長編版(本作)の制作を勧められた。2024 年のサウス・バイ・サウスウエストを皮切りに、ロカルノやシッチェスなど世界の映画祭を沸かせた。キャストはお針子バーバラ役を、アイルランド出身のイヴ・コノリーが熱演、商売道具の針と糸を駆使した驚くべき方法でマフィアに立ち向かっていく。コーエン兄弟ばりのクライムサスペンスにコメディ要素も緻密に織り上げた予測不能のストーリー展開から目が離せない。
Story
ストーリー
スイスの山中にある小さな町でお針子をしているバーバラは、唯一の肉親だった母を亡くし、譲り受けた“喋る刺繍”のお店は倒産寸前。相談できる友人も恋人もいない。ある日、常連客との約束に遅刻した上、ミスをして激怒させてしまう。店に戻る途中、麻薬取引の現場に遭遇する。売人の男たちは血まみれで倒れ、道には破れた白い粉入りの紙袋、拳銃そして大金の入ったトランク。<完全犯罪(横取り)><通報><見て見ぬふり>の運命の三択がバーバラの頭をよぎる。果たして、お店を守るために彼女が選ぶ未来とは?
Staff
スタッフ
監督
フレディ・マクドナルド
2000年アメリカ・カルフォルニア生まれ。学生アカデミー賞を受賞し、AFIコンサバトリーに最年少で監督フェローとして受け入れられる。AFI入学作品であるコンセプト実証短編『SEW TORN』を19歳で制作、ピーター・スピアーズ(『君の名前で僕を呼んで』『ノマドランド』)がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、サーチライト・ピクチャーズが権利を取得した。『READY OR NOT』と同時上映され、アカデミー賞ノミネート作品として全米で劇場公開された。AFI卒業制作作品『SHEDDING ANGELS』は学生アカデミー賞を受賞し、英国アカデミー賞学生部門の最終候補にも選ばれた。長編映画デビュー作『SEW TORN』(邦題:世界一不運なお針子の人生最悪な1日)はSXSWでプレミア上映され、ロカルノ・ピアッツァ・グランデでヘッドライナーを務めた。
Cast
キャスト
バーバラ・ダゲン
イヴ・コノリー
1995年生まれ、アイルランド・ダブリン出身。ゲイエティ演劇学校にて本格的に演技を学ぶ。2017年にTVシリーズ「Into the Badlands」のアヴァ役で初主演し、 『Ravers(原題)』(18/日本未公開)でスクリーンデビューを果たす。モデルとしても活躍し、パリのファッションウィーク等のショーにも参加。主な出演作に、『The Other Lamb(原題)』(19/日本未公開)、TVシリーズ「Vikings」(18~20)、『River Wild(原題)』(23/日本未公開)等がある。本作『世界一不運なお針子の人生最悪な1日で』で映画初主演を飾った。
ジョシュ
カルム・ワーシー
1991年生まれ、カナダ・ブリティッシュコロンビア州ヴィクトリア出身。 9歳で演技をはじめ、ビル・プルマン監督作のTVシリーズ「Nightvision」(01)に出演し、以降は主にTVシリーズ等で活躍。50タイトル以上のTVドラマや映画に出演し、TVシリーズ「スーパーナチュラル」(05~08)、「ヤング・スーパーマン」(01~11)等の話題作に出演。主な出演作に、NETFLIXオリジナル『アメリカを荒らす者たち』(18)、NETFLIXオリジナル『彼女のかけら』(22)等がある。
ジョシュの父親
ジョン・リンチ
1961年生まれ、アイルランド・アーマー県コリンシェゴ出身。俳優のみならず小説家としても活躍。  1984年『キャル』でヘレン・ミレンと共演&初主演し、スクリーンデビューを果たす。以降、主にアイルランドやイギリスの映画、テレビドラマを中心に活躍し、『秘密の花園』(93)、『父の祈りを』(93)等、批評家から高い評価を得た作品での演技で知られている。1995年には、『エンジェル・ベイビー』での演技が高く評価され、オーストラリア映画協会賞およびオーストラリア映画批評家協会賞にて最優秀男優賞を受賞。主な出演作に、『スライディング・ドア』(98)、『名犬ラッシー』(03)、『パウロ 愛と赦しの物語』(18)、TVシリーズ「Blue Lights(原題)」(23)、「The Head(原題)」(20~25)等がある。 
エンゲル
K・カラン
1936年生まれ、アメリカ・ダラス出身。大学在学中から俳優としてキャリアをスタートする他、テキサス州の空軍基地では歌手としても活躍し、プロとして活動しながら学業を両立させた。数々の映画、テレビドラマで活躍。TVシリーズ「LOIS&CLARK/新スーパーマン」(93~97)の主人公クラーク・ケントの母親役で知られる。主な出演作に、『アメリカン・ジゴロ』(80)、『恋のためらい/フランキーとジョニー』(91)、『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』(20)等がある。  
グレース
キャロライン・グッドオール
1959年生まれ、イギリス・ロンドン出身。ブリストル大学で演劇と英文学を学ぶ。卒業後はロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに所属し、1990年以降、スティーブン・スピルバーグ監督作『フック』(91)、『シンドラーのリスト』(93)、シルベスター・スタローンと共演した『クリフハンガー』(93)等、多くの話題作に出演。インディペンデント映画、テレビドラマでも活躍し国際的に知られるようになる。主な出演作に、『ディスクロージャー』(94)、『シャドー・チェイサー』(12)、『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(16)、『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』(21)等がある。