INTRODUCTION
まだスマートフォンもSNSもなかった2003年韓国。浪人生のヨンホ(カン・ハヌル)が送った手紙を古書店で働くソヒ(チョン・ウヒ)が受け取ったことから2人を取り巻く日常が彩り始める、青春時代の煌めきを丁寧に映し出した心に染みわたるラブストーリー。
夢も目標もなく刺激のない淡々とした日々を生きるヨンホとソヒは、どこにでもいる普通の若者だ。先の見えない明日に不安を感じ、繰り返される退屈な日常の中で生きる活力を失っていた2人に、ヨンホが手紙を書き始めたことで変化が訪れる。漠然としていた2人の1日は、いつのまにか手紙を待つときめきで輝き始め、行き来する手紙と一緒に癒しと勇気を分かち合う。逢えない日々の中でもお互いかけがえのない存在となっていった2人は、いつしか忘れていた活気を取り戻し、自分だけの正解を見つけて前へ歩み始めようとする―。
それぞれの時間を過ごしながらも、待ち望んだ手紙を嬉しそうに読む2人の姿は、大切な人からの連絡を心待ちした時代を想起させ、時を経ても記憶に残る普遍的で愛しい日々の様子が描かれている。
夢も目標もなく刺激のない淡々とした日々を生きるヨンホとソヒは、どこにでもいる普通の若者だ。先の見えない明日に不安を感じ、繰り返される退屈な日常の中で生きる活力を失っていた2人に、ヨンホが手紙を書き始めたことで変化が訪れる。漠然としていた2人の1日は、いつのまにか手紙を待つときめきで輝き始め、行き来する手紙と一緒に癒しと勇気を分かち合う。逢えない日々の中でもお互いかけがえのない存在となっていった2人は、いつしか忘れていた活気を取り戻し、自分だけの正解を見つけて前へ歩み始めようとする―。
それぞれの時間を過ごしながらも、待ち望んだ手紙を嬉しそうに読む2人の姿は、大切な人からの連絡を心待ちした時代を想起させ、時を経ても記憶に残る普遍的で愛しい日々の様子が描かれている。
主人公の冴えない予備校生ヨンホを演じるのは、4年振りのスクリーン復帰作となる俳優カン・ハヌル。日本でもリメイクされ話題を呼んだ映画『ミッドナイト・ランナー』(17)でパク・ソジュンとW主演、2019年には韓国の“ゴールデン・グローブ賞”と謳われる第56回百想芸術大賞で「愛の不時着」や「梨泰院クラス」を抑えTV部門の大賞を受賞したNetflixの人気ドラマ「椿の花咲く頃」に主演し、その存在感はアジア中で急上昇している。
病床の姉を支えながら母とともに古書店を営むソヒ役には、『サニー 永遠の仲間たち』(11)で強烈な印象を残したチョン・ウヒ。その圧倒的な演技力で、『ビューティー・インサイド』(15)、『哭声/コクソン』(16)など注目作への出演が続く。
さらにヨンホの予備校の友人・スジン役は『サニー 永遠の仲間たち』(11)、「ミセン-未生-」(14)でチョン・ウヒ、カン・ハヌルとの共演経験を持つカン・ソラが演じる。監督はデビュー作『怪しい顧客たち』(11)で一躍脚光を浴びたチョ・ジンモが抜擢された。
不確実な明日に揺れながらも「待つこと」を通して互いの存在に支えられながら、手紙を通じて紡がれる言葉を胸にひたむきに生きる主人公たちの姿は、きっとあなたに温かな癒しと勇気を届けてくれるだろう。
病床の姉を支えながら母とともに古書店を営むソヒ役には、『サニー 永遠の仲間たち』(11)で強烈な印象を残したチョン・ウヒ。その圧倒的な演技力で、『ビューティー・インサイド』(15)、『哭声/コクソン』(16)など注目作への出演が続く。
さらにヨンホの予備校の友人・スジン役は『サニー 永遠の仲間たち』(11)、「ミセン-未生-」(14)でチョン・ウヒ、カン・ハヌルとの共演経験を持つカン・ソラが演じる。監督はデビュー作『怪しい顧客たち』(11)で一躍脚光を浴びたチョ・ジンモが抜擢された。
不確実な明日に揺れながらも「待つこと」を通して互いの存在に支えられながら、手紙を通じて紡がれる言葉を胸にひたむきに生きる主人公たちの姿は、きっとあなたに温かな癒しと勇気を届けてくれるだろう。