このドキュメンタリーを貫いているのは「愛」だと感じました。
人類愛、バレエ愛、家族愛、夫婦愛…。
自分がこのバレエに関われたことに
改めて感謝の気持ちが溢れました。
上野水香さん
東京バレエ団プリンシパル
『第九交響曲』に出演した体験は、自分のダンサー人生最大の衝撃でした。
BBLの舞台裏を見たことで、もう一度あの舞台に立てたような感動を味わいました。
柄本弾さん
東京バレエ団プリンシパル
一つの舞台のために、人々が集い力を合わせる。
肉体に光満ち、音楽が至高の舞踏へと生まれ変わる。
ベートーベンがこの映画を見たら、歓喜の涙を流しただろう。
人間として生まれてきてよかったと、心から思える作品です。
茂木健一郎さん
脳科学者
ギエムを見た時以来の衝撃!
カテリーナ・シャルキナと大貫真幹の踊りは見る人に人間の体の美しさ、その身体が踊る瞬間を見ることの楽しさ、幸福を思い出させてくれる。
清水玲子さん
漫画家
ベートーヴェンの第九を、ベジャールは、多人種によるダンスに読み解き、アギーレ監督はそれを「生」と結び合わせた。
これは、現代世界に向けた人間賛歌だ。
石丸幹二さん
俳優
みんなが知ってる『ボレロ』だけじゃないベジャール!
ベジャールをより深く知るための映画、オススメです。
桜沢エリカさん
漫画家
一斉に手を繋ぎ、前に進むダンサー達
人種の壁も国境もない
優れた芸術の前で人は争わない
「第九」に平和への強いメッセージをこめたベジャールの想いはジルによって、またその子供達によって永遠に続く美の王国
広田レオナさん
映画監督
静(生・聖)と動(道)との優美な共存。
ベジャールの代表作の一つである bolero 私も1度滑らせていただきました、 静からのエネルギーを演じる難しさを感じたものです。音・ダンサー・そして幾何学的にも見える演出、 何よりも 人間の持つ個々の力の終結による歓喜に魅せられました。
生きるということは 簡単ではないことをあらためて心に留め、頑張れないときも 歓喜の時をつかむ そんな瞬間を感じられる人でありたという思いを受けとめ・・・
最後に目で音を感じられる作品に感謝を込めて。
安藤美姫さん
プロフィギュアスケーター
人の声に身体を重ねるのが気持ちいいと言うソリストO・シャコン。耳の聞こえないベートーヴェンが 音楽を見ると話す指揮者Z・メータ。多民族の集団であるバレエ団が一つのものに取り組む面白さを語る芸術監督G・ロマン。
五感が歓喜する第九を綴った83分。
斎藤綾子さん
作家
様々な人間ドラマがある中。
最高のステージを目指す気持ちは皆んな一緒。愛と情熱を感じる作品です。
えれなさん
モデル
誰もが知ってる「ベートーヴェンの第九交響曲」
いまだかつてない芸術となり、生まれ出る瞬間を見届けることのできるドキュメンタリーは豪華絢爛で、 想像を絶する規模と渾然一体となったパーフェクトな映像美に感動のあまり涙が溢れる。
假屋崎省吾さん
華道家
様々な思いを内包して本番の幕が上がる。
美しいダンスシーンに人間ドラマに鳥肌が立ちっぱなしの83分!
この映画こそ歓喜と希望。
佐伯日菜子さん
女優
思想という幻想を捨て、五感を感じて今を生きる。音楽も踊りも人生も流れているけれど、人と人がつながれる瞬間は「喜び」の他ならない。響く旋律、響く肉体、全ては国境を超え人間である事を平和を謳歌するために!
小林十市さん
ダンサー
一つの点に向かい、ゆったりとうっとりと、今までに感じたことのない「美」が流れる。
心温まるものが円となり、刺激的にうったえる。
これが愛、生命のかたちなのかもしれない。
吉田良一郎さん
吉田兄弟
第九の中で人種が溶け合っていき、音楽そのものになっていく。
私やそれを包むもの全ては共同体であり、元々一つであったことを思い出させてくれる。
その役割を持つ者の如何に過酷なことか。それにしても美しい。
FISHBOYさん
ダンサー・振付師
これはまさしく人類の出来事。時間と場所を超えて、このように映像で再び確かめられることは幸せなことである。そして日本人としてこれを観たとき、不思議な豊かさをいただく。
それにしてもやっていることが「でかい!」
近藤良平さん
振付家・ダンサー・コンドルズ主宰
魂と肉体・苦悩と喜びが舞う感動!
“希望は常に勝利である”
ベジャールの言葉は僕の宝物になった。
操上和美さん
写真家
(順不同)